福岡の「声もいい男」研修講師 野見山ともたか

福岡を中心に活動する「声もいい男」研修講師 野見山ともたかが「講師」「コミュニケーション」「ソーシャルメディア・SNS」「読書」を中心に書いていきます。

やる気にさせるホメ方、教えます

      2016/04/23

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パソコン基礎系の講座を担当するときに意識していることがあります。
それは「成長していることを実感してもらう」こと。

初心者の方は「パソコンのことを覚えたいけれど、自分にできるのかな」と不安に感じていることが多いのです。
そういった方にパソコンを学ぶことへ前向きになっていただくために重要なこと。
それは「自分はできるんだ」と成長を実感してもらうことです。

私がこのことを意識するようになったきっかけがあります。
それは数年前にパソコン初級講座を担当したときのことでした。

受講生の一人に50代後半の男性がいました。
その男性は学習意欲はあるものの、パソコンへの強い苦手意識も合わせて持っている方。
当初は意欲を持って講座を受講していました。
しかし、周りよりも入力のスピードが遅いことに自分自身へのいらだちを感じだし、もともと持っていた苦手意識がさらに増幅した状態に。
だんだん、あきらめムードをただよわせるようになりました。

このままではまずいなと感じた私は、男性の入力スピードをじっくりと観察することに。
注意深く見ていると、少しずつではありますが、日に日に入力スピードが上がっていることがわかったのです。

そこで私は、入力を終えた男性に言いました。
「昨日は同じ時間で2行までしか入力できなかったですけど、今日は3行も入力できているじゃないですか。これはすごいですよ!」
成果の比較を具体的に示した上でホメたのです。

すると男性は照れながらこう言いました。
「先生、ほめるのうまいねぇ。そう言われるとやる気が出てくるよ」
その後、より熱心に講座に取り組むようになりました。

人は自分が成長していることを感じることができると、もっと意欲を持って前向きに物事に取り組むようになります。
そのためには「成長していますよ」と、しっかりと伝える必要があります。
ただ「成長しているよ」と言うのではなく、具体的に成長の証を示すことでやる気がもっとみなぎるようになります。

この記事を書いた人

野見山ともたか
野見山ともたか
福岡を中心に活動している「声もいい男」研修講師。野見山朋尚です。
読書とゲーム、そして、スーパーロボットと仮面ライダーが大好きです。
「楽習」をモットーに自他ともに認める「いい声」と「わかりやすい話」で講師を務めています。

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