悪い評判はすぐ広がるが、良い評判はなかなか広まらない
ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンは著書「ライク・ア・ヴァージン」でこう書いています。
日経BP社
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不満を持った顧客は10人の知人にその話をするが、満足した顧客はわずか4人にしか話さない
悪い評判はすぐに広まるもの。
それに対して、良い評判(口コミ)は広まるのに時間がかかります。
うわさの広まり方について、こんな話があります。
アメリカの研究者2人がうわさの広まり方に関する実験を行いました。
良いうわさと悪いうわさのどちらが広まりやすいのか。
どちらが広まりやすかったと思いますか?
悪いうわさの方が広まりやすいという結果が出たとのこと。
良いうわさよりも悪いうわさの方が積極的に広まりやすいということです。
これは評判にも同じことが言えると思います。
かように、良い評判(口コミ)というのは広まりにくいもの。
そのため、良い評判の広がりを経て、お客様に愛される「ブランド」として確立するには、どうしても時間がかかってしまうのです。
では、どのように口コミを広げていけばよいのでしょうか。
まずは、一人ひとりのお客様を大切にしましょう。
そうすると、お客様はあなたを愛してくれるようになります。
そして、あなたを愛してくれる大切なお客様の輪を少しずつ広げていきましょう。
これを続けることで気がつけば、あなたはビジネスにおいて確かな手応えを得るはずです。
この記事を書いた人

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福岡を中心に活動している「声もいい男」研修講師。野見山朋尚です。
読書とゲーム、そして、スーパーロボットと仮面ライダーが大好きです。
「楽習」をモットーに自他ともに認める「いい声」と「わかりやすい話」で講師を務めています。
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