福岡の「声もいい男」研修講師 野見山ともたか

福岡を中心に活動する「声もいい男」研修講師 野見山ともたかが「講師」「コミュニケーション」「ソーシャルメディア・SNS」「読書」を中心に書いていきます。

「ツカむ!話術(byパトリック・ハーラン)」を読んで:話術を磨くなら”基礎の基礎”3つをまず押えよう!

   

「ツカむ!話術(byパトリック・ハーラン)」を読んで


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「ツカむ!話術」でパックンことパトリック・ハーランさんはこう書いています。


話術は磨くもの。生まれつき言葉をしゃべれる人間がいないように、生まれつき話がうまい人なんていません。
「話すこともスキルの集積」と考えましょう。どれだけたくさんのスキルを学んで、どれだけ自分でその技術を磨いてきたか。大事なのはそこなんです。(P.5)


ツカむ!話術 (角川oneテーマ21)
KADOKAWA / 角川書店 (2014-04-10)
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話術が長けた人は、スキルを学び磨いてきた人ということなんです。
「話すのが苦手」という思い込みを捨てて、話術のスキルを学び、実践し続けることで誰でも話がうまくなる。
そのためのテクニックが本書「ツカむ!話術」で書かれています。


本書は前半にコミュニケーション技法の基本部分が、後半は前半で出てきたコミュニケーション技法を活用した応用編といった構成になっています。
前半と後半の間には、幕間としてパトリック・ハーランさんと池上彰さんのコミュニケーションについての対談が掲載されています。


本書に書かれているコミュニケーション技法を活用する前に押さえなければい”基礎の基礎”が3つあります。
本書第一章に書かれている”基礎の基礎”。
それは「話す時の姿勢」「声」「相手の話を聞く意識」です。


この”基礎の基礎”3つを押さえるだけでも、人前で話すときの意識が変わっていきます。
では、3つの”基礎の基礎”を個別に見ていきましょう。


“基礎の基礎”1つ目:話す時の姿勢


話す時の姿勢はとても重要です。
姿勢次第で聴き手の意識が変わってきます。
猫背気味で自信なさげな姿勢で話すと、聴き手は「この人の話は本当なのか」と不安に感じてしまいます。


では、どんな姿勢が良いのでしょうか。
パトリック・ハーランさんは本書でこう書いています。


背筋を伸ばし、足を肩幅に開き、両腕は肘を軽く曲げて、ズボンの縫い目に親指が来るようにして立ちます(女性の場合はややスタンスを狭めに)。この姿勢だと聴いている人から落ち着いているように見えるんです。(P.33)


聴き手はしっかりとした姿勢で話す人に安心感を覚えます。
これにより話の信用度が上がるのです。


“基礎の基礎”2つ目:声


声の大きさやメリハリも大切な要素です。


声の大きさについて、本書では「基本的にちょっと大きめな声」で話すようにと書かれています。
ボソボソと小さな声では、自信がない印象を与えてしまいます。
普段よりも大きめで声を出すことで、自信あふれる姿を印象づけましょう。


メリハリについて、単調にならないようにすることと本書で書かれています。
同じトーンで話をしていくと、あまりの単調さに相手が話に飽きてくる恐れがあります。


強調したい部分は大きな声でゆっくりめに話す。
話に勢いをつけたいときは、少し早口にする。
重要なポイントの前に間をつくる。
以上のように、話のリズムに緩急をつけることで、飽きない話の流れができてきます。


“基礎の基礎”3つ目:相手の話を聞く意識


最後は、相手の話を聞く意識。
自分の話を聞いてくれない人と話をする気にはなれませんよね。
相手の話を聞く意識を持つことで、コミュニケーションは円滑になります。


本書でも書かれている「うなずき」は絶対に使いたいですね。
うなずきは、相手から話を引き出すための潤滑油。
ただ、乱用すると「この人、適当だ」と思われるので、使いすぎに注意です。


また、相手の話を聞く大事なこととして、本書では「相手の価値観を理解すること」を書いています。
話される内容や使う言葉から相手の価値観を把握することは、特に交渉事において重要です。


3つの”基礎の基礎”を押さえた上で、本書に出てくるコミュニケーション技法を学んで活用しましょう!

この記事を書いた人

野見山ともたか
野見山ともたか
福岡を中心に活動している「声もいい男」研修講師。野見山朋尚です。
読書とゲーム、そして、スーパーロボットと仮面ライダーが大好きです。
「楽習」をモットーに自他ともに認める「いい声」と「わかりやすい話」で講師を務めています。

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