福岡の「声もいい男」研修講師 野見山ともたか

福岡を中心に活動する「声もいい男」研修講師 野見山ともたかが「講師」「コミュニケーション」「ソーシャルメディア・SNS」「読書」を中心に書いていきます。

「『ズルさ』のすすめ(by佐藤優)」を読んで

   

「約束の二重構造」を理解しておくと人間関係は良好になる:「『ズルさ』のすすめ(by佐藤優)」を読んで


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佐藤優さんの著書「『ズルさ』のすすめ」。


「ズルさ」のすすめ (青春新書インテリジェンス)
佐藤 優
青春出版社
売り上げランキング: 27,795

タイトルに「ズルさ」と書かれていますが、社会人として身につけておくべき真っ当なことが書かれています。
本書は新社会人の人にこそ読んでほしい一冊ですね。


「『ズルさ』のすすめ」を読んで、なるほどなぁと思ったのが「約束を破らない」という話。


佐藤優さんは「約束というのは二重構造になって」いるといいます。


つまり、約束というのは二重構造になっています。小さな約束事があって、それらを包み込むように大きな約束事がある。小さな約束を守っていくうちに信用を獲得して、さらに大きな約束事ができるようになる。(P.131)


この「約束の二重構造」を悪用しているのが詐欺師であると、佐藤優さんはいいます。
本書でも書かれていますが、詐欺師は最初に小さな金額を借りて、期日に利子をつけて返す。
これを少しずつ金額を上げながら繰り返していき、最後に大金を借りてそのまま消える。
信用(プラス人間の欲)を利用した手口なんですね。


「約束の二重構造」は悪用してはダメですが、正しく使えば人間関係は良好になります。


小さな約束事だからといい加減にせず、誠心誠意をもって約束を果たすこと。
これを続けていくことで、相手から大きな信用を得ることができます。


以前、お客様から聴いた話です。


ある日、顧問契約を結んだ士業の方との契約を解除したと、お客様は言いました。
「なぜ解除したんですか?」と質問しました。
お客様はこう言いました。


「あの先生、約束の時間通りに来たことが一度もなかったから。」


相手との小さな約束事、守っていますか?

この記事を書いた人

野見山ともたか
野見山ともたか
福岡を中心に活動している「声もいい男」研修講師。野見山朋尚です。
読書とゲーム、そして、スーパーロボットと仮面ライダーが大好きです。
「楽習」をモットーに自他ともに認める「いい声」と「わかりやすい話」で講師を務めています。

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