SNSとは「コミュニケーションツール」である
SNSの本質は「コミュニケーションツール」ということ
SNSビジネス活用のセミナーの講師を務めるとき。
セミナーの序盤で必ず「SNS」の定義について話をします。
SNSとは何か。
それは「インターネット上の交流を通して、現実社会のつながり(ソーシャル・ネットワーク)を構築するサービス」ということ。
そして、SNSはサービスの主要な価値を「ユーザー同士のつながり(コミュニケーション)」としています。
つまり、SNSとは「コミュニケーションツール」であるということ。
決して、営業ツールではありません。
セミナーの序盤でSNSの定義を話すのは、定義を知ることでSNSの本質を理解してもらいたいからです。
SNSの本質である「コミュニケーションツール」を理解せずに、ビジネス活用をしようとすると間違ったことをやってしまうのです。
やたらと「いいね」数にこだわる。
おはようコピペを垂れ流す。
友達をやたらと増やそうとする。
売り込みの投稿ばかりを発信する。
これらはすべてSNSの本質を無視した行動です。
いくら「いいね」を集めようと、おはようコピペをしまくろうと、人間関係が構築できなければ意味はありません。
友達を増やしてばかりいると、本当はつながりたくない人までつながってしまい、SNSを楽しめなくなります。
売り込みの投稿ばかりをすると、人はドンドン離れていきます。
商売の基本は、自分の魅力を出すこと。
そして、コミュニケーションを活発にすることでお客様との信頼関係を築くことです。
これはSNSの基本でもあります。
基本ができていないのに、SNSをビジネスに活用できるはずがありません。
SNSのビジネス活用ができてないとお嘆きの方。
まずは、SNSとは「コミュニケーションツール」であるを知ってください。
自分が何者なのかを発信しましょう。
そして、フォロワーや友達とつながりを深くするためにコミュニケーションをとりましょう。
そうして、信頼関係を築きましょう。
そうしないと、あなたの話を誰も聞いてくれませんよ。
だって、人は関係のない人の話なんて聞かないのですから。
この記事を書いた人

-
福岡を中心に活動している「声もいい男」研修講師。野見山朋尚です。
読書とゲーム、そして、スーパーロボットと仮面ライダーが大好きです。
「楽習」をモットーに自他ともに認める「いい声」と「わかりやすい話」で講師を務めています。
この投稿者の最近の記事
ビジネスの話2018.07.17マニュアル通りになってはいけない
雑記2018.07.15目標を立てるだけで終わりにしない
ビジネスの話2018.07.12伝統を守るために変化は必要
雑記2018.07.11常にピンチに備えておく